4月5日に北電子の新台スーパーミラクルジャグラーの内覧会が行われました。
以前から話は出てた機種ではありますが、導入日は6月19日からで決定のようです。
台数は25000台とこの手のちょっと路線の違うジャグラーにしては多めになっています。
スペック
設定 | BIG | REG | 合算 | 出玉率 |
1 | 1/282.5 | 1/468.1 | 1/176.2 | 96.0% |
2 | 1/273.1 | 1/431.2 | 1/167.2 | 97.8% |
3 | 1/268.6 | 1/372.4 | 1/156.0 | 99.5% |
4 | 1/256.0 | 1/341.3 | 1/146.3 | 102.0% |
5 | 1/251.1 | 1/304.8 | 1/137.7 | 104.5% |
6 | 1/230.8 | 1/332.7 | 1/136.2 | 108.1% |
ボーナス比率はBIG寄りのタイプで設定5が最もREG確率が高くなっている。
設定6の出玉率も108.1%と高めで、チェリー狙いシミュレート値であれば更に上がる可能性が高いので、おそらくハイスペックジャグラーと呼ばれる部類に入るのでしょう。
ゲーム性に関しては説明不要ですが、ミラクル系のジャグラーはフリーズやリール逆回転などのジャグラーらしくない演出が多数搭載されているのが特徴です。
どのホールもジャグラーが欲しい
ミラクルジャグラーのような演出が多彩なジャグラーはジャグラーじゃない、という考えを持っているお客さんも特に年配層には多いです。実際に前作の初代ミラクルジャグラーもジャグラーシリーズの中では実績が悪かった機種のひとつです。
しかし、最近では新基準ART機の低迷が続き、若年層もジャグラーを打つ機会が増えてきています。また、ファンキージャグラーが高実績なことも踏まえると、初代ミラクルジャグラーと同じに考えるのはちょっと違う気もします。
今回、販売台数が25000台と多めなのは、見なし機と呼ばれる認定(検定)期間が過ぎて設置中のジャグラーを減らす目的があると考えられますが、そういうホールはそもそも新台を満足に買える費用を賄えない営業をしている可能性が高いです(もちろんそうでないホールもあります)。なので、メーカーの目的通りのホールにこのスーパーミラクルジャグラーが行き渡るかと言われれば疑問が残ります。
しかも、ジャグラーの新機種が発表される時は、必ずと言っていいほど同時に複数機種が発表されます。今回は「パチスロ テイルズ オブ シンフォニア」と、「ロイヤルマハロ-30」が同時発表されました。
はい…お察しのとおり抱き合わせですねww
見なし機を設置しているホールには抱き合わせ関係なく、優先的に販売しいてた時もありましたが今回はどうなんでしょうかねww
ジャグラー系は常に北電子が台数を出し渋っている状況なので、これが25000台以上でも簡単に売れるとおもいます。
結局は資金力のある大手が買い占めるなんてことにならなければいいのですが。
Aタイプ機種の今後
旧基準AT機の撤去問題や新基準ART機の低迷と今後の5.9号機移行を見据えると、ジャグラーを中心とするAタイプを増台するホールも出てくることでしょう。
でも、ぼくの個人的な意見としては、Aタイプの安易な増台は危険だと思っています。
ジャグラーの稼働がいいからジャグラーを増台するというのは普通の考えですが、適正台数を超えるとホール全体のバランスを崩します。
増台した分と同じ客数が増えるなら問題ないのですが、そう簡単にはいかないのが増台の難しいところです。台数だけ増えて客数が増えないと盛況感がなくなり、イメージが悪くなり、逆に稼働を落とすという悪循環に陥ります。1台あたりの稼動が減ると大当り回数も減ります。毎日大当り回数が1桁とかしか上がらないホールでジャグラーを打つ気にならないですよね。
また、ジャグラーはその他の機種と比較して薄利で運用しているケースが多いので、その設置比率が増えると、AT・ART機への利益負担が増加したり、ジャグラー自体の利益率を上げざるを得なくなる可能性もあり、利益バランスにまでも影響が及びます。
増台するかしないかは別としても、AT・ART部門での顧客拡大が見えてこない以上、Aタイプが強いホールが有利になっていくことは間違いないでしょうね。
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