導入日は1月7日からで全国25000台予定です。
サミーの6号機第2弾「S蒼天の拳~朋友」を試打してきました。
ユニバーサルと共同開発のジーグ筐体というのが使われていて、アステカやポセイドンで使われていた筐体とほぼ同じプロジェクションマッピング筐体です。
スペック
設定 | 初当り確率 | 引戻し込み | 出玉率 |
1 | 1/333.6 | 1/213.1 | 97.5% |
2 | 1/324.1 | 1/207.5 | 98.7% |
3 | 1/314.4 | 1/201.5 | 100.1% |
4 | 1/292.0 | 1/187.8 | 103.5% |
5 | 1/278.4 | 1/180.2 | 106.8% |
6 | 1/264.9 | 1/172.1 | 110.1% |
純増:約6.0枚/G
ベース:約32.9G/50枚
天井:1200+α
営業資料などには純増6枚のAT機となっていますが、中身は約120枚獲得のリアルボーナスが連チャンするタイプです。(おそらくリノタイプかな?)
ゲームフローとしては、過去の北斗シリーズと同じで滞在モードに応じてレア役で「死合の刻(赤7揃い)」当選を目指します。
「死合の刻」当選後は純増6枚のバトルボーナスが約1/9で成立するボーナス高確率状態に移行します。
このバトルボーナスは1回で約120枚の獲得が可能で、消化中にバトルが発生します。
バトルボーナスは66~89%のループ率や勝利ストックの概念を持っているので、バトル勝利orストック獲得で「死合の刻⇔バトルボーナス」をループするシステムです。
バトル敗北後は「伝承試練」という期待度約50%の引き戻しゾーンに移行します。
プレミアム役として、約1/9000の黒BAR揃いから突入する「天授の儀」は高ループ率確定ではなく、セットストック優遇+引き戻し期待度アップ(約70%)という恩恵で、期待値は約1250枚です。
既存の6号機と同じで、この台も純増6枚区間と通常区間を行ったり来たりするので、トータル純増では約4.0枚になるそうです。
【要注意事項】
そこそこ楽しめそうなシステムですが問題はここからですww
この台はチェインクロニクルと同じで、通常時のベースを抑えるためにペナルティ役が存在します。というか、通常時でもバトルボーナスが高確率で成立しているため、狙えば揃ってしまいます。
しかし、通常時にバトルボーナスを揃えても押し順ナビが発生しないため、通常時よりはベースアップしているもののメダルは若干減っていくようです。しかもリアルボーナスなので約150枚の払出しに達するまで(約60~70G?)内部的にボーナス状態となり、ATは無抽選&メダル微減&演出も一切発生しないというペナルティ状態に入ります。
死合の刻中でもナビ発生時以外にバトルボーナスを揃えてしまうと同じくペナルティ状態に入ります。
一度でもこれに入ってしまうと天井G数もリセットされます。データ表示機と筐体に表示されているG数が違うので判別は出来ますが、前任者が嫌がらせでペナルティ状態のままやめていくことも簡単に出来てしまいます。
ハイエナされたくないという思いは誰にでもあるので、この台は空き台=ペナルティ状態という最悪の状況にもなりかねません。
ホール側としては、ペナルティ状態のまま閉店した台をもし据え置きにしてしまったら、ホールとしての信用を失ってしまうでしょう。
通常時のベースダウンと引き換えにかなり厄介なペナルティ機能が付いていることがこの台の最大の問題点です。
試打感想、PV
演出的にはアニメーションがメインなので、5号機の蒼天の拳とはちょっと雰囲気が違いますが、それはそれで面白いと思います。
前述したペナルティの問題だけが非常に悔やまれる台ですね。
チェインクロニクルもそうですが、6号機で通常時にペナルティを設けるのはベースを下げることが目的で、実際この蒼天の拳も5号機なみのベース32.9Gまで抑えられているので目的は達成されているわけですが、その代償が大きすぎます。
聖闘士星矢やHEY!鏡など高ベースでも実績を残している台もあるので、そこまで低ベースにこだわる必要もないと思いますが…。
実際にホールに導入されてもペナルティ状態で放置されるケースが頻発し、その後は誰も打たない光景が目に容易に想像できます。
ということで、いくら蒼天の拳といえどもこの台は大コケすると予想します。
これが25000台は多すぎると思いますし、実際売れてないようですねww
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コメント
ペナルティ状態は通常とベース変わらないんですか?
営業マンからはボーナス中はナビなしだと3枚払い出しなので仮に70Gだとしてもベースはほぼ現状維持という説明を受けているのですが…
70G間コインが減るのか減らないのか大事なところです。
再度メーカーに確認しましたが、押し順の正解率次第ではよくて現状維持、普通は数十枚は減るとのことでした。
私の解釈が若干間違っていたので記事も修正致しました。
ゲームフローに工夫がないよね。これじゃあ6号機は面白くない。
4、5号機時代から全くフローが変わってないもん。
返信が遅くなり申し訳ありません。
メーカーも6号機で出来ること出来ないことを模索中のようなので今後に期待しています。