パチンコ新内規「1.8秒規制」が追加されると何が変わるのか

本日5月15日からパチンコ遊技機の型式試験で新たに「1.8秒規制」なる内規が追加されます。

新内規「1.8秒規制」とはアタッカーの開放時間が「1.8秒以上でなければならない」ということです。

この「1.8秒規制」のもとで作られたパチンコは今までのパチンコ機と何が違うのでしょうか。

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新内規「1.8秒規制」で何が変わるのか

内規変更が伝えられた時の内容です。

日工組がアタッカー開放時間を1.8秒以上とする新内規

日工組は2月下旬、全ての大当りにおけるアタッカーの開放時間について、1回あたり「1.8秒」を下限とする新内規を決議した。5月15日の型式試験申請分より適用する。

現在のパチンコ機にはアタッカーが短時間で開閉を繰り返す、いわゆる「パカパカ」を搭載するケースが多い。特に最初の5Rは通常の開放で、6R~15Rまではパカパカといった搭載パターンがよくみられることから大当り後半は玉を打ち出しても出玉が増えない状況が生じていた。

今回の新内規ではこれを規制。1回の開放時間を1.8秒以上とすることで、大当り中に玉を打ち出せば出玉が増える環境を整えた。

引用元:遊技通信web

要するにアタッカーのパカパカ禁止ということです。

なので、現行のパチンコ機と比較して出玉性能やゲーム性に大きく影響をおよぼすことはおそらくないと思います。

「1.8秒規制」後に考えられる影響

パカパカがなくなることによって考えられる影響としては…

まず、突確か小当りかの判別が容易になるので、潜伏することがゲーム性の一部になっているような機種は作りづらくなるのかもしれません。

あとは、ランクアップボーナスを搭載している機種なんかも、途中まではアタッカーがフルオープンし、その後は1.8秒開放でおまけ出玉が付いてくる…みたいな当り方になってしまうので、なんか中途半端な感じになってしまいますねww

他にもいろいろあるとは思いますが、ぼくは開発の人間ではないのでこのくらいしか思いつきませんでしたww

パカパカがなくなり、最低でも1.8秒以上アタッカーは開くということはプレイヤーにとってはいいことのように感じるかもしれません。

1.8秒あれば約3発の打ち出しが可能なので、それ相応の出玉が獲得できます。

しかし、今まで「出玉なし」だった部分に割が持って行かれることになるので、必ずその分のシワ寄せがどこかに生じます。16R比率が下がるとか、継続率が下がるとかになるのでしょう。

実際にこの新内規で登場する新台は数ヶ月先のことですし、大きな変更点でもないので、そこまで気にするする必要はないと思います。いつの時代もメーカーの開発陣は新しい内規に則した新しいゲーム性を生み出し続けているので、この程度の変更であれば何の心配もないでしょう。

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コメント

  1. number@15 より:

    下限を1.8秒にすることで出玉が獲得できる。
    ただ体感だと1.8秒だと打ち出しから入賞が間に合わないと思うのでこれは技術介入要素として見られたりしないんですかね?
    大概のホールさんでは変則打ち禁止とかありますし…笑

    • gennosuke より:

      パチンコやスロットが法律上ギャンブルではなく「お客様の技術介入が担保され、予見できない事実に関して勝敗を決する方法ではない(賭博ではない)」遊技と定義されています。多かれ少なかれ技術介入の要素がないと遊技として認められません。スロットで小役を取りこぼす人がいるように、1.8秒開放を狙い打てる人とそうでない人がいても法律上問題ありません。
      なので変則打ち禁止というのは、遊技としての定義と矛盾しますが、プロや攻略打ち等からホールの利益を担保するための独自のルールということになります。