平和の新台、CR戦国乙女~花~で「ヘソに玉が入っても反応しない」「スタートチャッカーに入ったのに回らなかった」などという不具合があるとの噂がネット上やSNSで出ています。複数の目撃報告があるようですが…
もし事実なら大変な初期不良ですが、ぼくの見解ではそれはないと思っています。パチンコ機も機械なので故障があることは当然ですし、可能性はゼロではありませんが、極めて低いです。要するに見間違い、勘違いの可能性が高いと思います。
ぼくがそう考える理由はとして、戦国乙女~花~はスタート入賞を感知するセンサーがヘソ釘にすぐ下に付いています。このセンサーと玉が通過した瞬間にスタートが回り出したり、保留ランプが付いたりします。普通の機種はもう少し奥の見えない部分についているので、目視でスタートに玉が入ったことを認識してから、保留ランプが付くまでに若干のタイムラグがあります。しかし、この機種はヘソに玉が入った瞬間に保留ランプが付くので、ヘソ釘付近と、画面左下に表示されている保留玉部分が同時に視界に入っていないと、保留ランプ点灯を見逃す可能性があります。
あと、液晶中央下部にマガタマみたいな役物が液晶に少し被っているので、これが邪魔して1個目の保留ランプが見にくいと感じました。そのホールのイスの高さなんかも関係してるのかもしれません。さらに、リーチ演出中は液晶上に保留ランプが見えなくなるので、現在の保留個数を正確に把握していないと勘違いを起こす可能性もあります。これは盤面右下のセグランプで保留数を確認するしかありません。
問題の動画
最後に、スタートに入っているのに液晶が動かない場面が動画にアップされています。ぼくもこの動画を見ましたが、これはメーカーショールームなどにある試打用の見本機の動画だと思います(周りの雑音が少ないことなどからホールで撮影されたものではないと判断しています)。
見本機は試打に来た業界関係者に見せる物なので、当り確率や特定の演出の発生を操作できる仕様になっています。その設定を決める手順として最後にスタートチャッカーに玉を入れる作業があります(この時は液晶が回りません)が、その作業をせずに打ち始めた結果、スタート入賞が無効になっているかのような動画になっていると判断します。その後、特定の演出を経て大当たりする仕様です。
一応その動画を貼っておきますが、タイトルも試打となっていますし…30秒あたりです。
この記事はすべてぼくの個人的見解なので、本当に初期不良である可能性もありますが、ぼくのホールでは今のところ、そういう声はお客さんからは聞こえて来てませんね。
CR戦国乙女~花~を打つ時は保留の付くスピードを他の機種と比べてみてくださいww