必殺仕事人5、牙狼ゴールドストームとパチンコ筐体の巨大化が進んでいます。
見た目のインパクトは抜群であり、稼動促進に繋がる部分もあるとは思うのですが、ホール側としては機械代の高騰や入替作業やメンテナンスの業務的負担など、メリットよりデメリットのほうが大きいと感じることもあります。
これ以上の巨大化に危機感
何事もやりすぎはよくない…ということで、全日遊連がメーカーに要望を出したようです。
遊技機の重量化傾向を懸念、全日遊連が制限を要請
全日遊連は、最近の遊技機が重量化し、筐体形状等が大型化していることを受け、8月3日、日工組に対し、一定のルールを策定するよう要望した。
全日遊連は昨今の遊技機の重量化や筐体形状等の大型化について、メーカー開発陣が少しでも多くの遊技客に楽しんでもらおうと趣向を凝らした結果と理解は示しながらも、直近の遊技機では梱包資材を含めるとその重量は優に60kgを超えると指摘。ホールの運搬や納品設置作業に支障をきたすほか、過剰労働や人件費の高騰化を招く要因になると懸念を示した。
また、昨今、大手運送会社が遊技機の運送から撤退したことを挙げ、重量化により、他の運送会社にも同様の動きが広がる虞を懸念、遊技機の運送そのものが危機にさらされていると現状を指摘した。
さらに、遊技機の重量化による島設備の倒壊や、大きくせり出した筐体に遊技客が衝突し、ケガを負うことが想定されるとし、安全面からも重量と筐体形状等について制限を検討し、一定のルールを策定するよう要望した。
大型筐体の弊害
大型筐体のパチンコ機は機械代が高いだけでなく、導入に伴う経費も馬鹿になりません。
牙狼ゴールドストームの入替作業には通常の2倍の人員と時間が掛かると事前に聞いていましたが…ぼくのホールでも朝方まで入替作業は終わりませんでしたww当然、残業代などの人件費が余計に発生することになります。
その他にも、運送業者においても、パチンコ台の大型化はトラックに積める台数が少なくなるにも関わらず、手間と労力が倍増するため、1台当たりの運送料を値上げせざるを得ない状況になり、これもホール経費に上乗せされます。
しかも、納品時の梱包資材は撤去時のために保管しておく必要があり、巨大段ボールと緩衝材などを補完するための場所の確保がホールでできない場合は遊技台管理会社に保管を委託する経費まで発生するという始末。。。
遊技人口は減り、ホールの売上は下がる一方にも関わらず、機械代や部品代、その他経費はどんどん膨れ上がっています。膨れ上がった経費を補って余りある高稼働をしてくれるならいいのですが、必殺仕事人5の稼動も落ちてきたし、牙狼ゴールドストームもいつまで頑張れるのか不安な状況です。
機械代や経費が上がれば、ホールは利益率を上げざるを得ないので、プレイヤーの負担が増えることになり、ますます遊技人口は減るという「負のスパイラル」に陥っています。
本来、進むべき方向は逆なはずです。
メーカーは安価な台を作り、ホールは浮いた経費を出玉で還元できるサイクルになっていけば遊技人口減少を食い止めることにも繋がると思いますし、ここで還元できないホールは淘汰されていくでしょう。
来年2月の規則改正後は、さらにホール売上が下がることは確実な状況です。そうなる前に早く方向修正をしないと、ホールもメーカーも共倒れになる日は近いかもしれませんね。