7月の前半のパチンコ新台はあまり機種数がなかったので、CRリング終焉ノ刻をメインに新台入替を行ってきたホールも多かったと思います。
藤商事が力を入れてきたコンテンツなので、そこそこ稼働するとは思っていましたが、ぼくが注目しているのは、この後登場する「CR牙狼GOLDSTORM翔」と仕様が似ている(ロングST、ST中の通常当り等)ことです。
このスペックはプレイヤーに受け入れられるのか、甘いのか辛いのか、ぼくのホールでも10台導入しているので実績データを検証してみようと思います。
導入後2週間分の実績データ
7/3~7/16まで14日間×10台、延べ140台分のぼくのホールの実績はこちら。
アウト | 39,547個 |
差玉 | 1,345個 |
通常ベース | 32.7% |
千円スタート | 19.02回 |
特賞確率 | 1/328 |
特賞出玉 | 4,035個 |
確変ベース | 84.8% |
台売上 | 62,329円 |
台粗利 | 11,445円 |
利益率 | 18.37% |
※28玉3.57円交換
右打ち時の確変ベースは無調整ですが84.8%と低いです。止め打ちをすることで玉減りを抑えることはできますが、電チューが1個賞球なので増やすのは無理でしょう。STが長いにも関わらず、玉減りが多いゲージは客離れを早める可能性があるので、このゲージのマイナスポイントかと思います。
スタート回数はヘソ入賞個数と有効スタート回数に大きな差がある(上記千円スタートは有効スタート回数)ので、停止秒数やリーチが長いなどの原因があると思います。なのでオーバーフローに気を付けるだけでもっと回せることになります。
トータル的にはちょっと辛めの部類に入る機種ですねww
ボーダーライン比較
ぼくのホールの実績数値から特賞確率を1/319に修正して、利益率0%になる千円スタートをシミュレートすると…
21.54回になります。
解析サイトのボーダーラインと比較してみると…
交換率 | 表記出玉 |
2.50円 | 25.1回 |
3.03円 | 23.0回 |
3.33円 | 22.2回 |
3.57円 | 21.6回 |
等価 | 20.5回 |
ほぼ解析値どおりですねww
右打ち時の調整を削っているホールでは更に辛くなるので注意が必要です。
データを見る限りでは、通常時止め打ち、確変中止め打ち、アタッカーオーバー入賞と技術介入で差が出やすい機種だと思うので、レベルの低い客層が多いホールなら勝負になる釘がある可能性が高まると思います。
このボーダーラインだと千円スタートで25回くらいは欲しいところですが、なかなか難しいですねww
稼働的には必殺仕事人ほどではありませんが、悪くはないのでロングSTやST中の通常当り等のスペックは問題ないかと思いますが、ホール側としてはあまり辛すぎるもの、出したい時に出せないのでメイン機種としては不向きです。
その点、「CR牙狼GOLDSTORM翔」はもう少しボーダーが甘くてもいいと思います。
あと「CR牙狼GOLDSTORM翔」は、リングより長いST187回なので、適正な確変ベースになるゲージ構成でないとかなり危険かと思いますが…大丈夫ですよねサンセイさんww
コメント
なんも知らずに横の手に触って飛び上がるほどびっくりしました…
藤商事はそういうとこだけ好きです(小声)
ぼくもショールームでの試打時に真っ先に触ってしまいましたww
見本機は触っただけでバイブもしてましたが、実機ではしてなかったような…。