スロットランキングに続いて、今回は今年販売されたパチンコ全177機種(独自調べ)の中で、最もホールに貢献した機種と、最も役に立たなかった機種を、ぼくの独断と偏見で決めていきたいと思います。
ホールは基本的にパチンコの方が設置台数が多いことがほとんどで、当然新台を買う台数もパチンコ方が多くなります。
まして、今年はスロットが5.9号機メインだったこともあり、新台予算のほとんどはパチンコに使われました。
ぼくが導入していない機種はランキング対象外にしていますが、ぼくのホールはかなり新台を買えるほうなので、かなりマニアックな機種以外は導入しているはずです。
2018年のパチンコBEST3
判断の基準としては、ぼくが実際に導入して使ってみた感覚と、稼働&粗利のバランスでどれだけ営業に貢献したかで決めていきます。
★第1位
CRぱちんこ冬のソナタRemember(京楽)
年配の女性には根強い人気のコンテンツとはわかっていながらも、ほとんど焼き回しの演出だけで、大丈夫なのか?と思っていましたが、今年最も長期稼働貢献したミドルタイプなりました。
やっぱり昔のパチンコの方が良かったということですね。
ただし、この台はスペックが甘かったので、もうちょっと粗利貢献してくれていたら最高だったと思います。
来年には甘デジも出るようなので、そっちも鉄板になると思います。
★第2位
CR天龍∞7000(マルホン)
カイジの沼を思わせるインパクトのある3段クルーンで、天下一閃に続いて役物機ブームを起こしましたね。
スペックや玉の動きは面白いけど、こんなショボい作りの筐体で打ってくれる人がいるのかと導入前は思っていましたが、いい意味で予想を裏切ってくれました。
役物機はちょうどいい調整にするのが難しいので、導入当初は毎日いろんな傾斜を試していましたww
さすがに今では稼働は落ちてきていますが、それに合わせて台数も減らしていけば、まだまだ稼いでくれる台として活躍しています。
★第3位
CR大海物語4 BLACK(三洋)
去年あたりからライトミドルというジャンルが支持されるようになったので、海のミドルを打っていた方もかなりこっちに流れてきている印象がありますね。
去年の桜バージョンも結構良かったですが、今年はこの大海4ブラックと並べて海ライトコーナーを作ったホールも多かったんではないでしょうか。ぼくも作りましたww
スペック的にもこの台はけっこう辛めだったので、安心して回してあげることができたので扱いやすい台でした。
そして2018年に最もホールに貢献しなかったキングオブクソ台は…
CRバジリスク甲賀忍法帖~弦之介の章でした!
ユニバーサルのパチンコに期待はしていないとはいえ、バジリスクに失礼なつまんなさだったのではないでしょうか。
スペック的にもかなり辛い台だったので、そのへんも妥協した作り込みで市場に投入されたものと思います。
しかも、この台が大ゴケしたにもかかわらず、スペック違いの「天膳の章」まで販売するとはバジリスクへの侮辱でしょうかww
ただ、ユニバーサルにはスロットビッグコンテンツの新台と抱合せるという必殺技があるので、残念ながらこれからもこういうパチンコが出てくると思います。
この記事を書くにあたって今年のパチンコ新台を振り返ってみましたが、スロット5.9号機はダメだからその分の予算をパチンコへ…とは言うものの、パチンコの新台も5.9号機並みに短命に終わった台ばかりだと改めて気づかされました。
そして、やはりパチンコは年配層と女性にも人気なコンテンツの方が長期稼働が見込めますね。若者向けの萌え系機種などは初動はいいですが、落ちるのが早いです。
メーカーは新台が売れずにかなり厳しいようで、ちょっと話題の機種が登場するとなると抱き合わせばかりするようになっています。
2019年はもっと新台が売れなくなり、抱き合わせもさらに増えると予想できます。
ホール側としては既存機種の育成と抱き合わせに屈しない勇気を持って2019年に臨みたいと思いますね。