バジリスク3、北斗の拳修羅の国、まどかマギカ2を筆頭とする、いわゆる新基準機の稼働が悪いのはホール側の大きな課題であり、悩みです。幸いぼくの店のバジ3は好調ですが、全国的には期待されたほどではありません。
なぜ新基準機が支持されないのか?という問題について、業界人が良く見るサイトに分かりやすい書き込みがあったので引用させていただきます。
そもそも新内規ARTはなぜプレイヤーに支持されないのか?ですが
番長2のような純増2.0枚
緑ドンや鬼武者のような純増1.5枚のA+ARTこれらは【出玉を固めて出す頻度をそこそこ高めてた】ので内部システムが秀逸な台であれば、プレイヤーは十分追ってくれました。
新基準ARTは検査内容が厳しくなった【保通協の短時間、中時間、長時間検査】により2000G以上続くような【差玉の固まりの頻度】を単体の当選に対して5%未満(3~4%程度)で抑えております。
ですので、北斗修羅のような万枚超えが可能なスペックも作れるのですが、肝心要の【爆裂の頻度】を落とさねば保通の通過は容易ではないので、何度もしつこく保通協へ持ち込みするわけです。(北斗はサミーの看板コンテンツですしそれくらいはやるでしょう)機械台というのは、ある程度【どれくらい差玉を生み出すか】は設計の段階で決めております。
ですので、昔からよく言われる【プレイヤーのヒキ】というもので、差玉の起伏がブレるような要素はありません。(あっても技術介入で+α得をする部分くらいです)差玉を生み出す時は【誰が打ってもある程度決まった差玉の固まりは出るようになっております。(もちろん抽選はしてますので、レア役が固まり易くなったりするわけですが)
例えばバジ絆や旧まどかマギカは言わずと知れたヒット機種ですが、これ等は、その【プレイヤー側に甘く推移する周期】が絶妙になっており、実際のホール出率(雑誌等に掲載されている発表値でない本物の出率)は、設定1でも大概出率97~98%以内に収まりますが、他メーカーの97~98%機種と比べても、圧倒的にプレイヤー側が甘く感じるように作られておりました。
で、結論を言いますと
この【プレイヤーに還元する頻度のサイクル】が、旧基準と新内規では大幅に違います。
新内規でもドル箱を4つも5つも積める性能はあれど、その頻度が少ないため、プレイヤーからの期待度が激低い今の新内規ARTだと、稼働が入替しても即落ちし、出玉の固まりも全く見せられないまま減台、そして撤去、という図式が見られます。もちろん、このバジ3も他機種と比べると実際のホール出率は甘い機械なのですが、厳しい審査をようやく抜けた程度の台ですので、還元頻度は今のプレイヤーの期待に応えられる物では到底ありません。
結果的に新内規ARTは【勝てない機械】と言われているわけです。
引用元:中古機相場.com
皆さんが感じている新基準機のマイナスイメージの根拠はこれでなないでしょうか。バジ3も修羅もまどマギ2も実際に稼働した時の出玉率は決して辛い機種ではありません。しかし、これはホール側が見る数字上の話であってユーザーが体感する出玉感や期待感とは全くの別物です。そこの感覚のズレが大きな問題です。
ホール側はぜんぜん利益取ってないのに稼働がつかないってなるし、ユーザー側はこんなに辛い(あくまでも体感)のに高設定も入ってないんじゃ打てないってなるからです。
ぼくもプライベートで打ちましたが通常時のキツさに対しての見返りを得られるイメージが湧きません。結果として遊技意欲を無くさせます。毎日、自分の店のデータを見て数字上は辛い機種じゃないって分かっていてもです。
年明けもモンハンや番長3やいろいろ話題の新台が出ますが、どんなに作りこまれた秀逸なゲーム性でもユーザーの体感する出玉感は変わらないでしょう。まだしばらくは旧基準機依存の営業は続きますねww
コメント
とても勉強になるブログではある。
が、
引用として使うには長すぎる(引用と本文の長さが同じくらい)のと、引用元にリンクを送らないやり方はどうかと思う。
ご指摘ありがとうございます。
引用部は修正させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
新基準が支持されないというかただ単に高設定が全く入らないだけ。
うちのマイホなんか初代、マドマギ2どっちも同一台数で稼働状況も一緒。
そんな状況なのに初代は普通に6も入る、何度もきゅうべえ確認済。
マドマギ2は未だに高設定入った形跡無し。
高設定でなきゃ客は勝てないのに新基準にだけ高設定入れないで、初代マドマギ、絆にしか高設定入れないんだもの。
支持されないの当たり前だよ。
ホールが客に支持してもらう努力してないんだもの。
どうしても旧基準機に設定が入っているホールに客が集まってしまうのは事実ですし、新基準は設定を入れても出玉アピールになりにくいという理由もあるでしょう。
正式な旧基準機の撤去スケジュールが出れば、新基準の扱い方も変わってくるかもしれませんね。