前回に引き続き…
「設定はどうやって決めるのか?」その②です。
今回は機種別での考え方です。
機種予算とは何なのか
パチンコ店には月毎、日毎の売上、粗利目標があり、同じように予算は機種毎にもあります。
これを「機種予算」と呼んでいます。
明確な機種予算を立てていない店でも、設定担当者の頭の中にはあって当然と言えます。
具体的には(わかりやすく等価交換で説明します)
スロット全体の月間の目標割数が9割だったとします。
9割営業ということは利益率10%です。
このスロット全体で10%の利益率を機種毎に振り分けているのが機種予算です。
うちの店はジャグラーを看板機種として推してるからジャグラーは今月は利益率5%を目標にしよう!
ジャグラーを薄利で使うぶん、ハーデスと凱旋は20%の利益率を目指そう!
とかって感じです。かなりざっくりとしてますが…ww
その目標数値にむかって毎日の設定を上げたり下げたりして調整していきます。
なので!!
その店が力を入れてる機種は予算組みに時点で決まってるんです!
利益率20%に設定しているハーデスが設定1なのに誤爆で万枚出ちゃいました(汗)
とかよくありますよね?
こういう時の設定担当者の心の声は
「もう今月はずっとオール1でいくしかないな(汗)」
ってなっちゃいます(T_T)
月初めならまだリカバリーが効きますが、月末に想定外の出玉を叩き出されるとほんと困っちゃいますww
こういう考え方というか設定の決め方ってほんとお客さん目線じゃないですよね。
でも…ぼくらもサラリーマンなんで…ww
まあ、その逆ももちろんあります!!
機種予算より利益を取り過ぎちゃってるからもっと高設定いれなきゃ!!ってねww
結論としては!!
機種予算を薄利に設定している機種は狙い目です!!
その機種とは…
どの店でもまずジャグラー系は鉄板!!
(自分の通ってるホールはジャグよりAT機の方が強いよって思う人もいるかもしれませんがそれは見た目の錯覚です。ジャグは稼働が少なければ回数もつかないし、出玉も見えないだけです。実際にジャグよりAT機を薄利で使ってる店なんて聞いたことないです。)
次は設置台数が多くて長く使う(しばらくは撤去予定のない)機種→バジリスク絆とかハナハナ系とかです!!
逆に台数の少ない新台やそろそろ撤去されそうな機種は非常に危険です!ww
ゴッド系やビンゴなどのはなっからお客さんが設定よりヒキ勝負だと思ってる機種とかも機種予算が高めに設定されている可能性が高いので要注意です!!
こんな目線でスロット全体を見てみると勝利の糸口が掴めるかもしれませんね。