ラストエグザイル銀翼のファムを試打してきた【感想、評価、導入日】

導入日は5月22日からで全国5000台予定です。

オーイズミから久しぶりの新台ですが、今作はA+AT+ARTトリプルAスペックという新しいジャンルに挑戦いしています。

新基準機におけるATとは

一番気になるのは「AT」という部分ですが、新基準機における「AT」とはどういうものかを先に理解しておく必要があります。

新基準でもAT機を作ることは出来ます。しかし、通常時の変則押しペナルティを付けられない新基準機でAT機を作ると、旧基準機のような純増3枚とかの機種は作れません。純増1枚にも満たない機種しか作れないのでメーカーも作らないだけです。

今回のラストエグザイルはその微増しかしないATをメインであるARTの延命機能として使っています。AT中でもベル確率は約1/6なので当然ハズレが多発しますが、そのハズレを上乗せ契機とすることで意味を持たせてるということです。

この増えない「AT」と増える「ART」を行ったり来たりするというのが、このラストエグザイルの最大の特徴です。

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スペック

設定 BB合算 REG AT/ART 出玉率
1 1/348 1/676 1/540 97.8%
2 1/340 1/676 1/480 98.7%
3 1/324 1/676 1/504 101.2%
4 1/320 1/662 1/405 103.8%
5 1/305 1/662 1/444 106.2%
6 1/299 1/601 1/356 110.0%


純増:1.5枚(ボーナス込1.9枚)

千円ベース:約34.3G/千円

天井:天井機能非搭載

まさかの天井なしwwその代わりにボーナスやART期待G数に割をさいている…らしいです。

通常時からのAT/ART「エグザイルラッシュ」突入割合はレア役直撃:30%、CZ経由:23%、BB:25%、RB:16%、フリーズ:5%となっています。

AT/ART「エグザイルラッシュ」中は内部的にATorARTに滞在していて、表面上はどちらに滞在しているかがわかりません。もちろんATに滞在していればハズレが頻発するので予想はできますが、ART中でもハズレは出る仕様になっています。

内部状態がATでもARTでも、ハズレを引く度にポイントが貯まっていき、MAXになると上乗せ抽選を行います。なのでAT中はメダルは増えないが、上乗せ抽選をたくさん受けられる状態となります。

「防衛モード」滞在中のみ内部状態がATであることが確定し、上乗せ当選率も優遇されている状態になります。

トータル滞在率はAT:ARTが2:8とのことです。

さらにこの台は多数のフリーズが用意されていて、全てを合算すると約1/10000です。

基本はBB+エグザイルラッシュ+初期G数優遇となりますが、最も上位のフリーズ「超弩級エグザイルRUSH」恩恵は、BB獲得枚数448枚、BB消化中に毎G1/8でエグザイルラッシュをストックとなっており強力な出玉トリガーになり得ます。

試打感想、評価

システムとしては良く考えられていて面白いと思いますが、当ったのにハズレが多発するという仕様がユーザーに受け入れられるかどうかが最大の課題だと思います。

メーカーがオーイズミということもあるし、もしこのATを取り入れたシステムが受け入れられれば、他メーカーもこぞって真似をしてもっといい台を作ってくれることでしょうww

天井機能なしという点も気になります。天井に割をさくならそれ以外に…と言っていますが、それならフリーズ確率をもう少し重くして調整したほうがよかったのではないかと思います。天井がなければ、ハマリ台を追う価値がなくなり、低設定と判断されたら誰も打ってくれません。

ということでぼくのホールではたぶんスルーかなww

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