9月4日に導入開始された「CR魔法少女まどかマギカ」ですが、全国的にも好調なスタートとなっているようです。
最近多く登場してきた1種2種混合の高継続タイプは、三共のシンフォギアがそこそこ好評価を得ているようですが、このスペックが広く認知されていくかどうかは、最もコンテンツ力の高い「CR魔法少女まどかマギカ」の結果次第になって来るのではないでしょうか。
ぼくのホールでも最速で10台導入したので、実際の営業数値はどうなっているのか、実績データを検証してみようと思います。
導入後5日間分の実績データ
9/4~9/8まで5日間×10台、延べ50台分のぼくのホールの実績はこちら。
アウト | 46,250個 |
通常ベース | 33.5% |
千円スタート | 19.81回 |
特賞確率 | 1/292 |
特賞出玉 | 3,731個 |
確変ベース | 79.5% |
台売上 | 68,287円 |
台粗利 | 6,194円 |
利益率 | 9.07% |
※28玉3.57円交換
千円スタートは約20回転あり、特賞確率が1/292と設計値の1/319より、かなり甘くなっているにもかかわらず、十分な利益が取れていることを考えると、思ったより辛い印象です。
要因としては特賞出玉(初当り1回あたりの平均)が平均値より少ないので、初当り後のワルプルギスの夜の突破率が悪いのか、連チャンが弱いことが考えられます。
さらに、上記データは右打ち時無調整ですが、確変ベースが79.5%と低いです。無調整ならそこまでこぼれ球が多くはないですが、あまりなじみのないスペックなので、慣れてないプレイヤーは無駄打ちが多くなっているように感じます。
ゲージ的に確変ベースと大当り出玉は連動して増減し、簡単に削り調整ができるゲージ構成なので「表記出玉&電サポ中増減なし」という条件のボーダーラインは、ホールによっては参考にならないと考えられます。
電チューは1個返しなので、増やすことはまず不可能、無駄打ちを抑える程度で、アタッカーのオーバーフロー入賞狙いも、調整次第では効果が半減するでしょう。
トータルすると決して甘い部類の機種ではないですねww
ボーダーライン比較
ぼくのホールの実績数値から特賞確率を1/319に修正して、利益率0%になる千円スタートをシミュレートすると…
23.04回になります。(右打ち中の数値の低さがかなり影響してるので本来はここまで辛くないと思いますが…)
解析サイトのボーダーラインはこちらなので…
交換率 | 表記出玉 | 出玉5%減 |
2.50円 | 23.3回 | 24.5回 |
3.03円 | 21.4回 | 22.5回 |
3.33円 | 20.6回 | 21.7回 |
3.57円 | 20.1回 | 21.1回 |
等価 | 19.1回 | 20.1回 |
やっぱりぼくのホールはかなり辛めに推移してますねww
上にも書きましたが、出玉5%減=確変ベースも連動して減少しますし、5%以上削ることも簡単なのでボーダーラインの見極めには注意してください。
客層がかなり若いのでスロットからの流入が多いと思われます。流動的な客がいなくなったあとにどれだけ稼動が残っているかで、この機種の真価が問われると思います。2週目に一気に稼動が落ちるようなことがなければ、コンテンツ力だけではなかったと評価できるとのではないでしょうか。
プライベートではほとんどスロット派のぼくでも楽しめた機種は久しぶりだったので、個人的にも期待しています。