導入日は9月18日で全国5000台予定です。
「上乗せG数が7倍」というキャッチコピーは、なんとも気になるので試打してきました。オッケーのスロットは実績がないし、ウルトラマンていわれても世代的にあまり響かない…ということであまり期待してなかったのですが、思ったよりはいいかもしれませんww
スペック
設定 | ART | 出玉率 |
1 | 1/548.1 | 97.5% |
2 | 1/529.4 | 98.9% |
3 | 1/516.0 | 100.3% |
4 | 1/452.7 | 104.2% |
5 | 1/414.1 | 107.9% |
6 | 1/375.1 | 112.6% |
純増:約2.0枚/G
ベース:約48G/50枚
天井:1200G
ARTのみで出玉を増やす高ベースART機です。
通常時はレア役から前兆ステージ経由の直撃抽選がART当選のメイン契機となります。
CZもありますが、111G、333G、555G・・・の奇数ゾロ目G数到達でのCZ抽選のみとなります。規定GでのCZ当選率はそれほど高くないようで、当選期待度の高い777Gでも50%だそうです。
ART「ウルトラバトルモード」は初期40or100Gで赤7がシングル揃いで40G、ダブル揃いで100Gスターとなります。ダブル揃いの確率は約1/10だそうです。
消化中はレア役で「セブンバトル」の抽選を行い、バトル勝利で上乗せG数を獲得します。バトル発展時は相手怪獣によって期待度が異なりますが平均勝利期待度約50%となります。
バトルで上乗せG数を獲得すると、そのG数を元に「セブンアタック」に突入します。「セブンアタック」は赤7を狙えカットインが発生するまで継続し、レア役、押し順ベルの1/3でもG数を加算していきます。見事に赤7が揃えば上乗せG数が7倍になるので最低でも70G乗せが確定します。「セブンアタック」成功率は約33%となります。
G数を全て消化後は「セブンバトル」に突入するので、実質約50%で後乗せのチャンスがあり、さらに約33%で7倍チャンスがあることになります。
上乗せ特化ゾーン「ウルトラコンボ」は3GのST方式でベル、CB、レア役を引けば3Gがリセットされ、積み上げたG数で「セブンアタック」に入るので大量上乗せのチャンスです。
もうひとつの特化ゾーン「大怪獣バトル」は全12体から選ばれる怪獣とのバトルが勝率約90%でループします。期待上乗せG数は高くなりますが、ここでは「セブンアタック」に突入しないので、7倍チャンスはありません。
更に、フリーズなどから突入する「超光臨」は初期100G+15GのST上乗せで、カットインからの7揃いorレア役で上乗せしG数リセット。上乗せ獲得時の1/7でG数が7倍になります。「超光臨」確率は1/4096と現実的な確率で、平均上乗せは約300Gです。
試打感想、PV
初期40or100Gが上乗せなしで駆け抜けた場合の最後の「セブンバトル」は勝利確定なので、ARTに入れば駆け抜けはなく、必ず1回は7倍チャンスの抽選を受けられるという、ちょっと優しい仕様ですww
総じて「セブンアタック」で7倍チャンスを活かせるかどうかと、「超光臨」を何回引けるかで展開が大きく左右されます。
ARTの仕様的にはかなりヤレる感を感じますが、高ベースなので初当りも重く、CZもほとんど入らないので通常時は苦痛ですww
スペック的にも1/4096の「超光臨」を確率通りに引けた場合でこの出玉率なので、そこまで甘くないと思います。
逆に言えば、7倍チャンスの「セブンアタック」と「超光臨」さえヒキ強なら、設定不問で事故らせる要素は多いと思います。
9月18日は他にも多くの機種が販売される中で、導入候補としては上位に位置する機種ではないでしょうか。
5.5号機も最後になって面白そうなシステムの機種が出てきていますが、どれも販売台数が少なく、ほとんどバラエティ導入になってしまうのが残念です。