1月7日から「聖闘士星矢海皇覚醒SPECIAL」が導入開始されましたが、設定6のスペックについて、ネットやSNSでは賛否両論あるみたいですね。
ということで、実際にぼくのホールで設定6を投入してみたデータから設定6の挙動と、このスペックの謎について考えてみたいと思います。
設定6挙動の特徴
まず現時点でわかっているスペックはこれです。
設定 | 海将軍激闘 | 聖闘士RUSH | 出玉率 |
1 | 1/523 | 1/1700 | 97.7% |
2 | ー | ー | 98.9% |
3 | ー | ー | 100.6% |
4 | ー | ー | 103.7% |
5 | ー | ー | 105.0% |
6 | 1/218 | 1/288 | 107.1% |
さらに聖闘士RUSH直撃が設定6だけSP、天国滞在時以外でも1/496.8(SP、天国滞在時は全設定共通1/409.6)となり、滞在モードに関わらずに直撃が頻発する仕様となっています。
つまり、設定6がめちゃくちゃわかりやすいということです。
その代わり、聖闘士RUSHがほとんど連チャンせず、公表されているRUSH突入時の平均獲得枚数1400枚という数値とはかけ離れていると言われています。
そして実際に聖闘士星矢海皇覚醒SPECIAL5台導入したぼくのホールで導入初日、2日目に設定6を1台ずつ、合計2台投入してみた結果の中で、特徴的な数値だけを簡単に集計しました。
※詳細な特賞履歴やグラフなどを載せたいと思いましたが、ホールが特定される恐れがあるので今回は控えます。
海将軍激闘確率:1/233.5
海将軍激闘突破率:33.3%
聖闘士RUSH初当り確率:1/367.0
聖闘士RUSH直撃確率:1/770.7
聖闘士RUSH平均連チャン:2.29回
天国(136G以内)連チャン割合:57.6%
最大ハマリ:536G
平均出玉率:101.75%
まだ2台分のサンプルしかないので、出玉率がメーカー発表値から大きく下振れしていることからも、各数値がヒキ弱であることは考慮してください。
やはり、通常時からの直撃も含めて聖闘士RUSHの初当りは別格ですが、ほとんどが2連が3連で終了しています。
フリースでも引かない限り連チャンしないのか!?と思えるほど毎回3連以内に収まっていたので、どう考えても期待値1400枚のATとは思えない性能ですね。
天国移行率は57.6%と136G以内の海将軍激闘が頻発しています。
そして、最大ハマリが536G(このG数での当選履歴が多数あり)となり、これは「天国準備モード」か「SPモード」の天井とぴったり一致しています。
よって、設定6は天井が736Gになる「通常モード」or「海底モード」に移行しないか、移行する確率が極めて低いのではないかと思われます。
これは、天国移行率の高さと聖闘士RUSH直撃の多さからも、つじつまの合う挙動と言えると思います。
極めてわかりやすい挙動をすることは確かなようですが、どうやら「設定6が一番夢がない」という評判は本当のようですねww
別格スペックの謎について
なぜこのようなスペックになったのか?という疑問に関しては、ぼくの個人的なとして、以前にタロットエンペラーの設定56挙動に関して書いたこちらの記事を参考にしてもらいたいと思います。
そして、今回の聖闘士星矢海皇覚醒SPECIALに関しても同じ理由ではないかと勝手に予想しています。
つまり、保通協の型式試験において短時間出玉率が高くなり過ぎることを回避するために、設定6だけある意味別格な仕様にすることで帳尻を合わせたのではないかということです。こうせざるを得なかったのかもしれません。
逆に言えば、設定6で必要以上に穏やかな出玉の波を作ることで、低設定での一撃出玉性能に関しては、他の6号機機種を上回っている可能性があると考えることも出来るのではないでしょうか。
今後は低設定の挙動もちゃんと調べてみたいと思います。
サミー系6号機の通常時ペナルティもそうですが、6号機はメーカーもまだ探り探りの段階だと思言うので、まだまだ発展途上なことは確かです。
スペック面で完成された6号機が登場するのはまだまだ先の話なのかもしれませんね。
最後に、この記事の内容はあくまでもぼく自身の見解なので、事実と異なる可能性もあることをご了承ください。