パチンコ業界の依存症問題の対策がおかしな方向に行っていると思ってしまう事例を紹介します。
全日遊連はギャンブル依存症対策の一環として「指差し確認シート」をホールに設置し、18歳未満のホールへの入場禁止を徹底することを発表しました。
指差し確認シートとは
全日遊連から全国加盟ホールに対する通達がこちら
「指差し確認シート」の現物はトップの画像です。
確認シートは日本語バーションと外国語バージョンの2タイプあります。現在、ホールは18歳未満の立ち入りを禁止する旨を営業所の入口に掲示することが義務づけられていますが、今回の対策によってさらに抑止効果を図ることが目的です。
これ完全にお客さんを馬鹿にしてませんかww
ホール入口には必ず18歳未満立ち入り禁止の掲示物があり、それ以外にも店内アナウンスでの注意喚起や年少者と思われる方を発見した際には身分証明書の提示を求めるなど、対策を行っていないホールはないはずです。
しかし、それは実際に年少者の遊技が発覚した場合に処分を受けるのはホール側なので、自分達を守るために行っていることであって、依存症対策としてやっていることではありません。
だからと言ってこの「指差し確認シート」はいかがなものでしょうか?
しかも、これは景品カウンターで使用するための物なので、もう遊技は終了し、交換して帰ろうとしているお客さんに対して使用するということです。
勝って気持ちよく帰ろうとしている時に、これを出されたお客さんはどんな気持ちになるでしょうか?
カジノ法案の話が出て以来、何でもかんでもギャンブル依存症にこじつけて、おかしな制度や規制が行われいますが、効果のあるものがあったとは思えないし、これからも建前だけのものしか出てこないとぼくは思います。
今回の「指差し確認シート」を導入するに至った考えをまるで理解できないし、お客さんとのトラブルが起きている光景しかイメージできませんねww
コメント
依存症対策は換金不可にするしか方法は無いと思いますね。根本的に依存症対策でスロットとか出玉規制をかける必要性が無い。
それで天井も廃止の流れだから凄い。理論上負け額増えるから逆に大負け増えるのに。
ようは国からどんどん客から搾取しろとのメッセージにも見える。
良く行く店なんかは冬なんかは客に豚汁を配り。夏は麦茶を配り年よりの機嫌を取ってる店ばかりだし。
良く八百屋も訪問販売で来ますよ。
お年寄りには出玉でアピールしても余り意味が無いので大変みたいですよ。
依存症問題は国の建前で、客もホールも求めていない出玉規制は業界を縮小させるだけで意味はないとぼくも思っています。
依存症からの借金など問題になる根本の原因は、低所得や雇用などにあるとも考えられ、富裕層なら依存症でも問題視されません。
根本にある国の問題を政府自身がパチンコ業界に責任転嫁しているという識者もいるので、出玉規制が依存症対策に効果があると思っている業界人は実際はいないんじゃないでしょうか。