ART中に台が故障したらどうすればいいのか パチンコホール営業停止のリスク

3月の出来事ですが、九州地方のホールでART中の台でレバーの不具合が発生しました。

打っていた客がいくら使ったのかは知りませんが、金を突っ込んでやっと当たったART中にレバーが壊れて遊技続行できないなんて現実を受け入れられる訳もなく、当然クレームにを言うことになります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ホール従業員の対応

風営法上、ここでホール従業員が取るべき行動は、その壊れたレバーを正常な状態に戻すか、その台を稼働停止するかの2択しかありません。

そして、取ってはいけない行動は、そのレバーを交換(他の台から外してきたり)することです。

今回のケースでは、クレームに対応しきれなかったのか、客側の心情を察してなのかはわかりませんが、他の台から外したレバーと交換して遊技を続行させてしまいました。

もちろん、客側も怒るのが当然ですし、ホール側も人間の心がありますから、この状況で稼働停止することなんてしたくありません。

しかし、これは「未承認変更」といって、遊技台の不正改造にあたる行為です。釘曲げ行為や不正基板を設置するような行為と風営法上は同罪になってしまいます。

行政の対応

この一連の流れを通報され、下されたのは「120日間の営業停止」という非常に厳しい処分でした。(警察が事実確認で監視カメラの映像を見に来た時に、閉店後の釘調整が映っていたことも処分内容に含まれているという噂もあります)

ホールとして、人として気持ちはわかりますが、そんな言い訳は通用しないのが法律というもので、客のために良かれと思ってしたことでも最悪の結果となってしまいました。

ホールの損失

ホールが120日(約4ヶ月間)営業できないことで損失となる売上と粗利っていくらになると思いますか?

稼働数や設置台数、低貸し設置比率などでかなり変動しますが、かなりざっくりな例をあげると、4円パチンコ300台、20円スロット200台設置で稼働は全国平均レベルだとすると1ヶ月の売上が約3億円、粗利は利益率15%として約4500万円になります。4ヶ月だと売上12億円、粗利1億8000万円の損失です。

店長レベルが負える責任の額ではありません。

しかし、これと同じリスクは全国どのホールでも、どの店長でもあることなのです。

これはパチンコホールを運営する上で最も警戒しなければいけないリスクで、店長自身が下した決断ならまだしも、ホール従業員の勝手な判断でこのような行為が行われないように最優先で教育しなければいけません。

ユーザーの方に理解してもらいたいのは、この場合、レバーを元の状態に戻すことができなければART中でも天井間近でも関係なく稼働停止するしかありません。ぼくも一人のパチンコファンとして客側の気持ちは良くわかりますが、稼働停止する以外の選択肢がないのです。

できるとすれば残りG数などに応じた出玉保障を求めるしかありません。

しかし、ホール側でもこのような対応に困るケースの対策として「天災、停電、機械の故障による出玉保証は一切行っておりません」など、ハウスルールの掲示があるホールがほとんどです。

保証してもらえるかどうかは、そのホール次第ですが交渉してみる価値はあると思います。

ランキング応援お願いします!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

コメント

  1. バンバン より:

    はじめまして!!自分は福岡のとある販社で働いてるものです。

    業界内でも話題だったのですが、おそらくそのホールは未だに営業してるっぽいんですよね、、、

    行政処分ってここまで時間かこるものなのですか?

    • gennosuke より:

      昨年、大阪で某YouTuberの企画が賭博行為に問われて営業停止になったホールは、問題のイベントが行われたのが9月9日、営業停止期間が12月14日からでした。
      この件は3月の出来事なので、これからなのかも知れません。
      ぼくもその後どうなったのか調べて見ます。情報ありがとうございます。