2005年9月に初めての5号機「新世紀エヴァンゲリオン」が登場し、4号機からのあまりのギャップに、誰がこんな台打つのかと思いましたが、その後はメーカーの努力もありスペック面では持ち直し、万枚も射程圏内に機種が多数登場してきました。
しかし、時代は流れて内規が変更になり今は新基準機と呼ばれる5.5号機。新基準機にヒット機がないまま、今年10月からは更に射幸性が抑えられる5.9号機の登場が登場しようとしています。さらに年内に全ての旧基準機は検定切れを迎えます。
5.9号機を詳しく説明するのは別の機会として、大きなポイントだけ言うと「3000枚規制」ART上限が純増2.0枚×1500Gに制限されます。3000枚に到達すると残りG数に関わらず強制終了します。まあ演出の見せ方で上手く終わらせてくれるんでしょうけど。あとは「ART抽選設定差なし」という、これでどんな台が作れるのかぼくにもよくわからないのが5.9号機ですww
5.9号機登場までの流れ
【現在のスロット設置比率】
旧基準機 40%
新基準機 23%
その他(Aタイプ等) 37%
となっています。そして去年のパチンコMAX機撤去と同様に、今年中にスロット旧基準機の設置比率を30%未満にするという取り決めがあります。
ということは…
【12月までのスロット設置比率】
旧基準機 30%
新基準機 33%
その他(Aタイプ等) 37%
このように、Aタイプ比率を上げない限りは新基準ART機の比率を上げるしかありません。しかし、10月以降に登場する5.9号機は、更なるスペックダウンにより稼動が見込めないので、10月までに販売される5.5号機、要するに現行の新基準機比率を10%上げることでカバーすることになるでしょう。
各メーカーは現行の新基準機で作れる限界に挑戦して、主要機種をリリースしてくると思われます。4月導入の番長3を筆頭に、北斗の拳とかハーデス2とか噂されてますが、他にもいろいろ出てくると思います。
番長3が出玉率119%で登場するということは、現行の新基準機(5.5号機)でもハイスペック機が作れるということですし、5.9号機登場までに各メーカー全力でヒット機、ハイスペック機の開発に取り組んで欲しいと思います。
この業界の将来のためにも、今後登場してくる新基準機には期待できることを願いたいです。そのためにも番長3には結果を残して欲しいと思います。